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【保護猫との暮らし】はじまりのねこ

ねこ
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なんとなくから始まった同居も気づけばもう18年目。

触ることもままならなかったねことこんなに長い間一緒にいるなんて。

この時いたほかの子たちはもうここにはいないけど

彼女とはまだ離れる気がしない。

私にとってのはじまりのねこ『こまった』。

 

 

子供のころの私は生き物に触れることが苦手。

団地に住んでいたせいか、親が生き物が苦手だったせいか、

身近に感じることも少なくて…でも「嫌い」とは少し違う。

見ているのは好き。かわいいと思えた。

でも、触れるとなると話は別で、どうしたらいいかわからない。

引っ掻かれたらどうしよう、噛まれたらどうしよう、と不安だらけ。

私はあなたたちに手を出したりしない。

だからあなたたちも私にかまわずそっちの世界で生きていて。

そんな感じ。

今思うとすべてにおいてそうだった気がする。

考えすぎて、勝手な想像で不安になって、前に進めない。

最近やっとそれに気づいて、最近やっと「やってみる」気持ちを持てるようになってきた。

 

隣に住んでいたひとり暮らしの男性がある日ねこと暮らし始めた。

窓辺で外を眺めるねこがある日2匹になった。

そしてこねこがわらわらと外に出てくるようになった。

どうやら浴室の窓を開放していて、ねこたちはそこから出入りしているようだった。

朝、庭の木にかけ上るこねこたち。

クリスマスツリーのオーナメントのようで、とてもかわいかった。

当時、そのねこたちの置かれている環境もよく知らず、全部で何匹いるかも気にしなかった。

夫は生き物が好きで、身近に表れたねこたちを時には撫でたり抱き上げたりしていた。

近所の人がその男性に何やら話している場面も見かけた。

そしてある日その男性は越していった。

おとなになり始めたねこたちを残して…。

幸い大通りから入った地域で、また野良猫におおらかな人たちが多かった。

エサをあげる人もいたし、軒下や物置を寝床にしても怒らず、いい意味での無関心。

見かけなくなった子もいたようだが、故意にひどい目に合わせる人もいなかった。

 

その中の1匹が近所の家の敷地内で出産。

3匹のこねこが母ねこと一緒にうちの庭に来るようになった。

茶白1匹、キジ白2匹。

玄関先でゴロンゴロンする姿、3匹で取っ組み合いじゃれあう姿、

石ころを追いかけて遊ぶ姿、縁台でうたた寝する姿、それはそれはかわいかった。

ある日、仕事から帰宅すると駐車場の真ん中にキジ白が1匹お昼寝中…。

「こんなとこで寝てたらダメだよ~」車から降りて庭に移した。

少し怖かったけど、救い上げても無抵抗で一瞬の出来事だった。

再度車に乗ってふと見るとこねこもこちらを見ている。

発車した時にまたこちらに出てきたらどうしよう。

いろんなことが頭の中をぐるぐるした結果、そのこねこをひざに乗せて車庫入れした。

片手でそっと押さえて、片手でハンドル切って、あんなに緊張した車庫入れはない。

初めて私が自分の意志で抱き上げたねこ。

数日後に近所の方にこの話をしたところ

「その子はよく道の真ん中でお昼寝してて(車が来ても)どかないんだよ。

 みんないちいち降りてその子を道の端に避けてから通るんだよ。困った子だよねぇ。」

と笑いながら話してくれた。

これが名前の由来(…にしても、ご近所のみなさんが優しくてよかった)。

 

その日、実は夫がその3匹のこねこを家に入れていることがあるとわかった。

私がねこが苦手だから隠していたと言う。

そして私がこねこを抱いて車庫入れしたと聞いてカミングアウトしたのだ。

その日から堂々と家に入れるようになった。

ねこたちは食べ終わるとクッションで昼寝をしたり窓から外を眺めたり、

滞在時間は増えていった。

といっても、ずっといるわけではなく外へ出たがった。

私たちはねこの要求通り、家へ入れ、外へ出した。

まだ室内飼いという言葉さえ知らなかった。

 

こうして我が家はねこ屋敷へとスタートを切った。

 

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