少し前に、iPhoneのアドレス帳が消えた。
iTunesを同期していたら「容量足りないから一部同期できなかった」的なメッセージが出て
なんかの音楽が同期されなかったんだろうなぁと気にもしなかった。
で、その後何回か同期をしているうちにもうアドレス帳はきれいさっぱり消えていた（らしい）。
妹からのSMSの画面に違和感を感じた。
なんで名前出ないんだ？？？
それでもその時アドレス帳を見るには至らずで。
ある日ふと気になって（急に？ｗ）アドレス帳を見たらな～んもなかった！！！
そんなことある？？？
しかもそれを写メってなかった！！！
そんなことある？？？
あの画面は撮っておくべきでしょ…何やってんだ、自分…。
とりあえず、メアド必須の人（チケット同行者関係）には速攻ラインで連絡。
親戚関係は電話と住所も必須だから弟に聞いて…って、弟がほぼほぼ知らなくて焦ったけど、年賀状があるかな～ってことで後回し。
まぁラインのおかげでアドレス帳消えてもプッツリすべてが切れるわけじゃないのが救い。
SMSでの会話内容で電話番号がわかった人も結構いた。
それでもやっぱり慌てたな～。
思いついて連絡できた人はいいけど、消えたことすらわからない人もいそう…
でね、数日経って思った。
「あぁ、もういいんだ」
何かの時のためにってずっと連絡とってない人の電話番号入れてたけどかけないじゃん？
子供のスポーツ少年団の時のメンバーの家電なんて必要？
自ら整理しようと思うとアレコレ考えて手が止まるけど、
こうやって強制終了されちゃえばそれまで。
いい機会だったのかもしれない。。。
つながっていたい人だけでいいよね、うん、それでいい、それがいい。
ちなみにこの時を境にiTunesの音楽も同期されなくなった…( ；∀；)DLした曲だけが同期されている…why？？？
なんかいろんなことの終わりを考えるようになった。
夕方からのバイト先が３月いっぱいで閉鎖となる。
ここではほとんど人とかかわることなく過ごしてきた。
何を着ていようがコートの下は見えないし、
バイト先に行けばどうせ着替えるし、
夕方からの出勤だと会う人も限られているし少ないし、
働く部署は19時すぎれば私ひとりになるし、などなど…
この場所に重きを置いていなかった。
ただ仕事をこなすだけだったから。
ラスト１週間となった時、それまでバイト用として着ていたコートを処分した。
それまでバイト先になんてもったいなくて着て行けないと思っていたコートを着ていく。
これだけで気分が上がった。歩き方まで変わった。不思議。
もう17時に慌てて家を出なくて済むのがとてもうれしい。
夕方買い物に行けるとかうそみたい。
その分自宅での仕事は頑張らなくちゃだけどね。
駐車場までの夜道、星を見るのが大好きだった。
ひそかな楽しみともお別れ。
大事にしまっていたツアータオルを日常使いするようにした。
私が死んだらどうせ捨てられてしまう…だったら「私が使う！」と思った。
「いつか」のためにとっておいたもの
「なにか」のために備えていたもの
いままで「いつか」も「なにか」もこなかったじゃん？
てか「いつか」と「なにか」って「今」じゃない？
たぶんこの先一生タオルを買わなくても済むくらい待機している。
キッチンも洗面所もツアータオル、あ、トイレも使えるね。
ちなみにツアーＴシャツは普通に日常着ている。
逆に普通に着れないデザインはもう買わない。
過去に買ったものでちょっとこれは…と思うものはパジャマに。
当時は記念にと思って買ったものももう十分持ってあたためた。
「モノを大事にするということは使ってあげること（byやましたひでこ＠ウチ断捨離しました）」
これな。
「よそいき」や「お客さま用」はもういらない。
全部日常使い。全部お気に入り。
残りの人生そうやって生きていきたい。
だってね、もう十分がんばったと思うんだ、ワタシ。
他人からどう見えようともワタシはがんばったよ。
もういいんだ。
肩ひじ張らなくても、無理しなくても、もういいんだよ。
強いて言うなら「美しく終わりたい」、これが最後の見栄？強がり？笑
この「美しく」とは、見た目ではなく「きちんと始末をつける」ということ。
猫たちを全員看取って、ここを引き払って、車を手放して、持ち物減らして、
借金もチャラにして（これはもしかしたら保険金にお願いするかもしれないけどｗ）、
とにかく身軽になって空へ帰りたい。
いま、しあわせです。
