King Gnu Live Tour 2020 AW “CEREMONY”
すべてにおいてハイクオリティ。歌も演奏も文句なしにうまい!
圧巻のパフォーマンスでした。
MCは1回だけ。
その中でとても素敵なお話をしてくれたので、自分への備忘録の意味も込めて。
今日は面白い話が全然浮かばなくて…
と話し始めた理(ボーカル・キーボード:井口理(サトル))。
和輝くん(ベース:新井和輝)も話したいことがあるとわかるとお互いに「ど~ぞ」「ど~ぞ」と譲り合う。
理「え?どっち系の話?」
和輝「え?よくここまで来たなぁ~みたいな」
理「あ~同じ…ど~ぞ」
和輝「いや、俺長いからど~ぞ」
理「俺も長いけど…」
みたいな会話を繰り返して、理から話し始める。いると游くん(ドラム:勢喜游(ユウ))が
「じゃ、俺が話す」
一瞬「え?」って感じの理と和輝くん(笑)
游「みなさん今日は(って言ったような言わなかったような…記憶が…涙)来てくれてありがとうございます。」
一言で終了。
理:
(大学時代の何年も会っていない仲間?から花が届いていて…っていう話を最初にしていた)
どこからともなくBGMが流れ出す…と思ったら常田氏(ギター・ピアノ:常田大希)が鍵盤弾いてた♬
ちなみに常田氏は終始笑顔、にこにこしながらふたりの話を聞いていた。
高校2年生の時に大学受験のために先生についてもらった。
その先生のコンサートに先週行ってきた。
80歳のその歌声はそれはそれは素晴らしくて、
心の中で「80歳だしちょっとどうなんだろう」と思っていた自分が恥ずかしくなった。
終演後に「どうしたらそんなモチベーションを持ち続けられるのか?」と聞いたら
「歌が好きなんだ」という答え。
「僕はどうだろう」と思った。
80歳まで歌い続けているか音楽を続けているかもわからないけれど
こうやってお客さんがいらっしゃるから、それに応えていきたい。
初めてちゃんとしたMCした気がする…。
和輝:
今日はウッドベースの師匠が来てくれている。
師匠の家に住み込みでいたころ高円寺のパン屋さんでバイトをしていた。
そこでパンを仕込みながらいつもキングヌーで武道館に立つことを考えていた。
本当に毎日朝晩考えていた。
自分たちには何が足りないんだろうとか、理…なんかしょぼいな…センターにいないしとか。
その師匠と会わせてくれた斎藤デメさんという方も今日来てくれている。
僕も遊も家に泊めてもらったりしてお世話になった。
その斎藤デメさんと引き合わせてくれたTUTAYAでバイトしていた女性も今日来ている。
これは個人的な話なのでどうしようかと思ったけど…
この方は今病気と闘っていて近々手術をする。
その手術をすると聴力が失われる。
だからその前に最後にキングヌーの音を聞きたいと(声を詰まらせながら)
手術を2月に延期して今日来てくれている。
この人がいなかったら今日僕はここに立てていなかった。
みんなで応援できたらいいなと…(大きな拍手)
あ~いざ文字にするとあやふやな部分がたくさんあるな…
でも概要はこんな感じだったはず。
理は「The hole」で歌詞を間違えて…というかふにゃふにゃにならないためにその場で作詞して乗り切って(笑)
その直後のMCだったのでメンバーにいじられてました(笑)
今日の音、会場にいた全員が耳にも心にもしっかりとどめたと思います。
またライブについても書きたいな…とりあえず今夜はここまで。